私たちについて

私は50年にわたり宅地建物取引業を営み、現在はファミリータイプから1Kタイプまで、幅広い種類のマンション経営をしております。その傍、社会福祉法人「関西いのちの電話」での相談奉仕にも携わってきました。

そのような福祉活動の中で、「生活の不安から精神の不安に陥ることが多い」ということを実感しております。精神の安定には「安心して住まう」ことが肝心です。

まずは安心して生活できる住まいを確保し、医療を受け、就業に繋げていく、このような一連の手続きが必要不可欠です。

また、老齢、障がいなど、さまざまなハンディキャップを持つ方々を個々に支援すべく、「住宅確保要配慮者支援法人」の指定を大阪府から受けました。（指定番号：大居108）

顧問弁護士、精神科医とも連携した無料相談事務所を大阪市東淀川区に設置しております。幅広い支援をご提案できますので、お困りの際にはお気軽にご相談ください。

ダイバーシティ（多様性）を尊重し、必要な支援を受けることにより、誰もが住みたい場所で、自分流に暮らすことができる、インクルーシブ（包摂的）なコミュニティをつくることを私たちの方針にしております。

この地上に生きるものは、すべからく天の恵みによって養われています。

日光や水、自然に実る食べ物、様々な資源はみな、無償の贈り物です。

生きるものはそれらを消費し、生存し、活動し、何かを生み出しています。

すべての人が生きていく権利を有しているのです。

しかしながら、社会には様々な欲望や競争が渦巻いています。そのため、生活に窮する立場に立たされることも、望まずとも起きてきます。

富を皆で分かち合い、偏りをなだらかにすることは、経済の成長にも繋がります。

みんなが落ちこぼれないこと、そして落ちこぼさないための気遣いは、社会にとって必要不可欠です。

社会的・身体的弱者も隔てられることなく、どんな人も自分に合った住まいに出会い、通常の生活ができることを目指して、力を尽くしたいと思いを巡らせています。